深圧について
はじめに
関節痛の原因は筋肉にある確率が高いと言われています。しかし、筋肉はレントゲンに写らず、血液検査でも異常が出ないため、痛みの原因が骨や軟骨にあると診断される場合が多いのが現状です。
ただ、骨や軟骨には神経がなく、本来は痛みを感じないはずですので、神経が通っている筋肉や筋膜、靭帯、関節包の異常が痛みの原因として考えられます。
深圧とは
病気になった筋肉を改善させ、正常な状態に戻す施術法が「深圧」です。この施術法は銀座松本グループ本店の登録商標であり、特許も取得されています。
人体の奥深くで痛んでいる筋肉までも施術できるのが深圧の特徴で、股関節の「炎症主体診療」という考え方を基にしています。
股関節炎の施術例
股関節に炎症が起きている場合は、炎症をなるべく早く鎮めることが求められます。しかし、股関節を構成する骨盤と太ももの骨が互いを圧縮しあうような力が働いていると、関節部分の摩擦を強くしてしまい、なかなか炎症が治まりません。
この圧縮の力を緩め、摩擦を少なくする必要がありますが、そのためには骨盤から股関節をまたいで足の骨に付いている筋肉を、深圧によって緩めてあげることが得策です。
深圧の効果が期待される症状
- 臼蓋形成不全
- 先天性股関節症
- 変形性股関節症
- 股関節唇損傷
- 大腿骨頭壊死症
- 関節リウマチ
- 大腿骨骨折
- 鼠径部痛症候群
- 腰痛症
- 人工股関節手術後